2009年05月28日

栗本薫さん死去

「グイン・サーガ」などの小説や評論家・中島梓の名で知られる栗本薫さんが死去しました。
最近の「グイン」のあとがき、特に新装版のあとがきから、体調がすぐれないことが何度も書かれていたので覚悟はしていましたが、それでもショックは隠せません。
ファンタジック三国志である「グイン・サーガ」が、三つ巴の様相を呈する前に終わったのは残念でならないですね。
(ってか、100巻超えてるのに、まだそこまでのプロットにたどり着いていないのが良くも悪くも「グイン・サーガ」)
そういえば、「アニメ三国志」も三国が鼎立する前の、赤壁の戦いで終わったので、なにが「三国志」だ、と思ったなあ。

もし、プロットが残っているなら、マンガかアニメで完結してほしいですね。
さすがに、今の栗本薫の文章を真似ることは難しいので他人の小説での完結は嫌かな。
エウリュピデス(ユリウス)が登場したとき、文庫本3ページにわたって彼の見た目を描写し続けたときは、いい意味で飽きれました。
また、彼女のすごいところは、本編はダラダラしているのに、外伝になると密度の濃い展開が描けるところ。
(たとえば、外伝「夢魔の四つの扉」は、本編なら4冊分のイベントが詰まっていると思っています)
話を短くまとめることを忘れたのではなく、本編は本編のスローテンポで、楽しんで書いているのが分るんですよね。
なのでこっちも、もう好きに書き続けるがいい。200巻でも300巻でも最後まで付き合うから、というスタンスで楽しんでいました。

今回のことは、覚悟はしていても、やはり、この未完という結末は納得はしていません。
といって、プロットが残っており、それが公表されれば満足いくか、といえば、僕はできないでしょう。
よく、「ファイブスター物語」は年表があるから完結しなくても問題ない、という発言を見ますが、物語はプロットではなく、どういう過程でプロットにたどり着くかを描けるかだと思っているので、結果だけ知ってもしょうがないかなと思っています。
「ファイナルファンタジータクティクス」のように、歴史と真実が違う場合もあるでしょうし。
とにかく、僕が言えるのは、それがわがままなのは百も承知ですが、「グイン・サーガ」の完結編が見たい、それだけです。

ヤーンの導きのもとに。

posted by ドロシー! at 02:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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