2006年05月10日

PS3とWiiで気になったこと

ぼくはよく、「ドロシー!って変だよね」といわれます。
何度も何度も否定しているのですが、それでも、評価は変わりません。

なぜ、そんな話をしたかというと、以下の記事を読んだからです。

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0605/09/news046.html

「PS3はゲーム機ではない」といいながら、「ゲーム好きなら間違いなく買ってくれる」といった矛盾はさておき、「PS3は高級レストランである」、「PS3はこれでも安い」、「以前のゲーム機では味わえない体験ができる」といったセリフが気になりました。
これらの評価は、本人ではなく、ユーザーが決定するものです。

チュンソフトのゲームに、「街」という傑作サウンドノベルがあります。
これは、最後まで遊んだ人の評価は圧倒的に高いものの、「実写を使っている」、「ザッピングが難しそう」、といった理由から、同社の「弟切草」や「かまいたちの夜」よりも遥かに売上げが落ちています。

たいていのユーザーは、作品そのものではなく、パッケージのみで評価を下すわけです。
どんなにその作品の出来がよくても、遊んでもらわなければ、買ってもらわなければ、手にとってもらえなければ、その商品の訴求力は低くなります。
訴求力を満たすのは、残念ながらいい作品を作ることではありません。
いかに、キャッチーなものを提供していくか、にあるわけです。

PS3には、そのキャッチーな部分があまりにも欠けているように見えました。



一方、Wiiは、個人的にかなりワクワクした内容でした。

http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2006/index.html

その中で気になったのは、Wii「ゼルダの伝説」のリンクが、右手で剣を握っていたことです。
なぜ、そんなところが気になったのかというと、それはぼくが左利きだから。
いままでのゲームは、剣を振るのは右手のAボタンと決まっていました。
利き腕に関係なく、みんなと同じ条件で遊ぶしかなかったのです。

ですが、Wiiのヌンチャクコントローラは、利き腕に持つことになります。
つまり、ぼくが左手で剣を振っても、画面中のリンクは右手で剣を振るわけです。
(もしかしたら、内側に剣を振り下ろしているつもりが、ゲーム中は外側に剣を振る可能性もあるわけです)
任天堂が左利きのことを考慮しないわけがない、といいたいところですが、DS「どうぶつの森」のウィンドウは右利き仕様でした。
(カタログのスクロールバーが右にあるため、商品リストが左手で隠れてしまいます)

また、ポリゴンのモーションをすべて左右反転することは可能ですが、左利きの人のために、2倍のデバッグ期間を設けることができる会社は少ないでしょう。
(反転ですめばいいですが、左利き用のモーションを作り直すなんて、考えただけでも気が遠くなります)
そういう意味では、Wiiは左利きに不利なハードである可能性も否定できません。
どうか、左利きでも快適に遊べますように。
posted by ドロシー! at 21:40| Comment(11) | TrackBack(0) | テレビゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ソニーはなんでまた久夛良木クンに好き勝手なコトをしゃべらせてるんでしょうかねぇ?
今やビルゲイツ以上にイメージの悪い人物なんですから,オモテに出しちゃダメでしょーに.
Posted by ジュナ;; at 2006年05月11日 04:02
>PS3
 ブルーレイを考えれば安い! 安すぎる! ブルーレイの事を考慮すると、真剣に値段設定したとは思えませんね。もっと高くてもいいんじゃないの? 採算とれるの?

 とりあえず、ソニーは子供の玩具だってことを忘れている気がするね。
Posted by 師走 at 2006年05月11日 09:57
Wiiに心躍らされていたけど、左利きのことを忘れていた orz DSのソフトでも左利きだと面倒なシーンが多々あったしなぁ。
Posted by ZARU at 2006年05月12日 02:18
リンクって昔は左利きでしたよね?
いつから右利きになっちゃったんでしょう?
このWillから?
SFCで出た神々のトライフォースでのリンクは左効きでした。
http://www.nintendo.co.jp/n08/azlj/kamigami/kt01.wmv
Posted by あはは。 at 2006年05月12日 04:32
>ブルーレイを考えれば安い! 安すぎる!

ブルーレイの用途が今のところ無いわけですが。
VHS時代におけるレーザーディスクのようなもの?
Posted by H3 at 2006年05月12日 04:54
>ジュナ;;さん
いい加減。イメージ戦略の大切さに気づいて欲しいですね。
気づいた頃には、もう手遅れでしょうが。


>師走さん
いいものは高くても買う、と言い張るなら、10万円でもよかったと思っています。
高くてもいいものを作りたいという思考と、ブルーレイを普及させなければいけないという使命が、間を取った7.5万円という値段なのかもしれません。
中途半端は、一番悪い結果を生むだけなんですけどね。


>ZARUさん
>あはは。さん
すみません。確認したらWiiでもリンクは左利きでした。

http://www.youtube.com/watch?v=GqF-FE7NtYc&search=zelda

日本刀を振り回す「レッドスティール」の印象が強くて、つい、「ゼルダ」も右利きだと思い込んでいました。
ただ、どうやら、宮本茂さんも左利きで、Wiiのコントローラがうまく扱えなかったようです。

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0605/11/news117.html

ということは、「ゼルダ」は右利き用のチューンがされている、ということかもしれません。
左利きの自分としては、祈るしかないですね。


>H3さん
少なくとも、ブルーレイを活かす環境が揃っている家庭は、何%なんでしょうね。
宮本さんはこういっています。

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0605/11/news117_2.html

「任天堂がつきあっている会社と一緒に仕事をすれば、HD対応は簡単なこと。(中略)その中でHDというのは、現状では高性能すぎる。5年後には対応しているかもしれないですが、現状のTV環境を考えたときには早いと思っています」

PS2が、DVDが普及したのは、PS2発売時、DVDがいわゆる「5年後」の時期だったからだと思っています。
最新鋭のPS3とブルーレイは、お互いがお互いの足を引っ張っているようにも見えますね。
Posted by ドロシー! at 2006年05月12日 07:15
PS2の時は「PS2買えばDVDが見れる」でしたけど。
今回のHD対応に関してはTVも買い換えないといけない。
任天堂の判断の方が正しい気がしますね。

FF12でさえDVD一層な事を考えると大容量メディアとしてのBDもまだいらない気もします。
Posted by みっふぃ at 2006年05月13日 00:28
>みっふぃさん
360でゲームを作っている知人が、HDのおかげでDVD1枚にデータが収まらないと嘆いていました。
また、実機でムービーを作っている作品はともあれ、「ゼノサーガEP2」は、イベントをムービー化して再生しているため、DVD2枚組になっています。
(「EP1」はPS2初のDVD片面2層でした)
ですので、大容量はあるに越したことはないかもしれません。

ただ、大容量が必要になった原因がHDだとすると、環境が整っているわずかな人のために、えらく実りの薄い努力をしていると思います。
疲弊して自滅していく船に乗るくらいなら、ぼくは安定したWiiを選びます。
Posted by ドロシー! at 2006年05月21日 01:22
リンクの剣の通常攻撃はAボタンらしいです。
そこまでコントローラーを振っていたら、しんど過ぎるし、難易度が上がりすぎると言ってたのを読んだ事があります。(個人的にはしんどくでも、難しくても振ってみたいですw)
で、回転斬りなどの必殺技は左のヌンチャクコントローラーをくるっと回す動きをすると発動するようです。
ゼルダは今のままで、左利きの人の方がしっくりくるかもしれないと思っています。

↓ゼルダのトラック4種類
http://media.revolution.ign.com/media/748/748589/vids_1.html

Wii では、左利きの人の操作感覚も考えて専用コントローラーとか考えてくれたら、また任天堂の好感度がアップするなぁ。(私は右利きだけれども(汗))
Posted by 小結 at 2006年05月24日 13:43
>小結さん
なるほど。
確かに移動をリモコンで動かすなら、激しい動きも少ないでしょうし、なにより利き腕を問わないですね。

コントローラは左右対称にしてうまくやりすごす気がします。
ただ、対象になっても内側のボタンは利き腕で変わってしまうので、そろそろハード自体にキーコンフィグが欲しいですね。
Posted by ドロシー! at 2006年05月27日 00:09
(PS3は)高いって言うけど買えない訳じゃないと思います。
Posted by ONE at 2008年01月05日 00:54
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック