2011年07月24日

「グイン・サーガ ラルハスの戦い」

ゲームブック「グイン・サーガ ラルハスの戦い」のフローチャートをアップしました。

「グイン・サーガ ラルハスの戦い」フローチャート(エクセルファイル)

小説「グイン・サーガ」を原作としたこのゲームブックは、ゲームとしては面白くありません。
序盤から、逃げるのが得策な戦闘があったり、セービングロールの難易度が高かったり、冒険としてはともかく、ゲームとしてはデメリットしかないイベントが多かったり、持ってないアイテムが必要な場所があったりと、色々ストレスが溜まります。
武器庫に斧(武器値5)があるのに、小刀(武器値1)もあったり、接近戦では使えない弓があるが、そもそも接近戦しかなかったりと、本当は、アイテムに色々意味を持たせたかったけどオミットしたと思われるところもちらほら。
序盤は体力レベル判定が多く、後半は知力判定が多いのも、あまりバランスがいいとはいえません。

ですが、原作である「グイン・サーガ」を知っていると楽しめる場面がたくさんあります。
(以下ネタバレあり)



主人公は原作には登場しないパロの領主ですが、リギアとルナンがいたにも関わらず山賊ごときに捕まっているナリスさまに出会うのを筆頭に、パロでは店員のコスプレをしたヴァレリウスと、トーラスではアムネリスやアル・ディーンと、ノスフェラスではグインやイシュトヴァーンと、主要キャラとの出会いが目白押し。
特に、煙とパイプ亭で食事をしたり、生前のミアイルさまと出会えたのはテンション上がりました。
赤い鎧を来た、アムネリスに恋してる騎士(アストリアス)に、王を殺せと催眠術をかけたり、古代機械でノスフェラスに瞬間移動したり、ナリスさまの女装が拝めたりと、細かいファンサービスも満点。
アル・ディーンとモンゴールの王宮に乗り込んだときは、誰を殺せるのかワクワクしました。
(山で豹と戦うのもサービスの一環でしょうか)
これらは後半に集中しているため、あまり面白くなく死にやすい序盤で投げ出さずに遊んで欲しいところです。

惜しいのは、後半の展開がめまぐるしくて慌しいこと。
序盤のゆったりペースにくらべて1イベントのパラグラフが少なく、あまりパラメータも変わりません。
原作を知らないとついていけないでしょうね。
また、主人公の行動が結果的にパロに平和をもたらしましたが、直接的な行動をとっていないため、ゲーム単体での達成感が薄いのも気になります。
そんなこともあり、自分はファンアイテムとして楽しめたけど、ファンでも好き嫌いが分かれそうな作品だと思ってます。
posted by ドロシー! at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | フローチャート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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