2014年11月10日

FT書房、Amazon本格参戦

国内では最大規模の同人ゲームブック集団・FT書房さんが、
本格的にAmazonに参入したので、なにが出てるのかまとめてみた。

「ファイティング・ファンタジー」を髣髴させる、アランツァの世界を描いた作品が多く、
その世界観はwikiで確認することができる。
http://seesaawiki.jp/ftbooks/
作品紹介などの1部が無料でダウンロードできる。
https://ftbooks.booth.pm/



◆Kindle

「闇の森を抜けて」

3文字のアルファベッドで構成された48種類の異国魔法を駆使する作品。
この作品のエピローグから、「水上都市の祭日」につながる。
魔法のイラストがオールカラーになったのは、電子書籍版ならではのメリット。

「100パラ」シリーズ



100パラグラフ前後のゲームブック。
骨太でやりこみ要素もあり、短い=簡単ではないので甘くみないように。

「断頭台の迷宮」は100回死ねるゲームブック。
100パラグラフながら、マッピングできる迷路、攻略の順番を考えるパズル性、
なにより、魅力的なシナリオと、ゲームブックの面白さが100パラグラフに詰まってる。

山田賢治さんの作品


「熱帯魚の見た太陽」は自分のハッピーエンドはどれか、自由に選べるパラグラフサーフィンが特徴。
35パラグラフながら、沖縄の海で宝探しの冒険が堪能できる。
手軽なシステムでありながら、頭を悩ますことができる、
2010年代を代表するゲームシステムのひとつ。

「ゴーレムナイトと巨人戦争」は、Kindleオリジナルのゲームブック。
4人の主人公の4つの業を背負った作品。
マルチ主人公にマルチエンディングの意欲作。

ミニゲームブック集


短編集1の「エヌ氏の休日」は、星新一ばりのショートショートが楽しめる分岐小説。
どのルートもクオリティが高い。
「ワナの真ん中で愛を叫ぶ」は、媚薬を飲まされた主人公が、モンスターの巣窟から逃げるシナリオ。
モンスターに惚れてしまう壮絶なバッドエンドがモンスター分用意されているのが魅力。

短編集2の「ガルアーダの塔外伝」は、「ガルアーダの塔」の前日譚で、
むしろ、このタイトルなのが損をしてる作品。
短いながら、正解ルートを四苦八苦しながら探す楽しみが味わえる。
(実は、無料サンプルでこの作品は丸々楽しめます。
気に入ったら、お布施代わりに買ってあげましょう)

FT新聞


毎日配信されるメルマガ「FT新聞」をまとめたもの。
ゲームブックのコラム、ファンタジーコラム、
ゲームブックの作り方、そして、毎週日曜のミニゲームブック配信。
無料とは思えない内容なので、興味ある方は↓からご登録ください。
http://tandt.market.cx/gamebook.html

「サイドショー」


TRPG「T&T」のソロアドベンチャーを翻訳権を手に入れ、正規に出版しているもの。

「龍の山の神殿」


この作品は、お〜おりさんのゲームブックを、
FT書房が編集、電子書籍化したもの。



◆紙のゲームブック

「宝石島の脱出」


記念すべき、FT書房第1弾。
漂流し、たどり着いた島から脱出する物語。
脱出する手段がとにかく豊富で、何度でも楽しめる。
島の住人も個性的。
(上部が緑はFF、青いのはT&Tのシステム)

「白の魔法使い」3部作


ミラー・ドールや白の魔法使いをめぐる3部作。
さまざまな業がプレイヤーに圧し掛かる。

「クレージョの箱庭」



TRPG「T&T」のソロアドベンチャー。
ここでしか選べない職業もある。
2016年は精力的に「T&T」関連を発表している。

「盗賊剣士」シリーズ


犯罪者が集う貿易都市ネグラレーナでの盗賊ギルドの抗争を描いた作品。
退廃的で背徳的な世界観、盗賊ゆえのダークな選択肢と、
他の作品では味わえない闇が体験できる。

「盗賊剣士 エクストラ」は、100パラグラフの続編で、
「短編集3」に収録されている「ハンテッド・ガーデンハート」は、「盗賊剣士」の前日譚。

「ガルアーダの塔」シリーズ


60階建ての塔を登り、ガルアーダの打倒を目指す物語。
1巻に20階まで収録されており、一見、パチものに見えるが、
マッピングが重要ではなく、仲間と合流したり別れつつ塔を登り、
そこで起きるドラマの数々は元ネタとはまったく別物。

「サルダザールの城砦」

「バルサスの要塞」をリスペクトしたゲームブック。
覚えている魔法は指定された場所でノーリスクで何度も使えるが、
魔法を覚えれば覚えるほど技術点がさがり、通常戦闘は不利になる。
天才魔法使いか脳筋プレイかで攻略ルートも変わってくる。

「大魔道城のワナ」


潜入する城で、さまざまな衣装に着替え、その場をしのぐスパイ要素の高い作品。

「水上都市の祭日」


「闇の森を抜けて」の続編だが、読んでなくても大丈夫。
聖フランチェスコ市の降誕祭を楽しむ、一風変った作品。
好みの伴侶を見つける要素もあるが、
思いのほか、ファイティングファンタジー的な構造を守っており、戦略性も高い。

「悪魔召喚」シリーズ


50の魔族を召喚できる主人公の、4部作の冒険。
ただし、別冊の「悪魔召還の書」は冒険中は読めないため、
魔族を暗記する必要がある。

◆100パラシリーズ


100パラグラフ前後のショートゲームブック。
100パラグラフでも一筋縄ではいかない冒険が待っている。



「龍の山の神殿」がFT書房から再販。

アランツァモンスター事典



アランツァワールドガイドのモンスター版。
この世界のモンスターが記されており、
アランツァに興味がなくても、TRPGなどで役立つことだろう。
16年には電子書籍版も出た。1部のモンスターはカラーで収録されている。

FT新聞セレクション


FT新聞のベスト版。



◆ボードゲーム攻略本


posted by ドロシー! at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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