2008年03月22日

「天才コンピュータAI32」

最近、うっかり同じゲームブックを買って、ダブってしまうケースが増えてきたので、所持ゲームブックリストと、クリア履歴を作成しました。
(アマゾンで買った直後に、ヤフオクで同じ本を、より高い値段で落札してたときはさすがに呆れました)
リストを見て途方にくれたのが、未プレイゲームブックの山、山、山。
これはマズイということで、軽めのゲームブックをピックアップして、電車で遊ぶことにしました。

選んだタイトルは講談社の「アドベンチャーブックス」シリーズ。
(これなら、フラグチェックもなく、ページ数も120前後と軽いので)
これは、選択肢による物語の展開を楽しむ、分岐小説としての色合いが強いシリーズです。

「天才コンピュータAI32」は、タイトルから内容がまったく想像つかなかったので購入。
主人公である少年が、プログラムコンテストで優勝して手に入れた人工知能コンピュータとさまざまな冒険をする物語です。

コンピュータを悪用するギャングや博士に追われることもあれば、ラスコーの洞窟の壁画を解読したり、宇宙船に乗ってコンピュータの世界に行ったり、アフリカのとある国に金儲けに行ったらクーデターに巻き込まれたりと、予測不能なさまざまな展開が待っています。
(それにしても、ソ連の大統領に恨みでもあるのか、この作者は)

ゲーム性は0なので、ブーム当時の自分ならつまらないゲームブックと判断したでしょうが、分岐小説と割り切って読めば、展開の豊富さに驚かされます。
期待していなかっただけに、収穫の大きかった作品でした。
posted by ドロシー! at 22:14| Comment(4) | TrackBack(1) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「Bug News」誌1986年4月号、「ゲームブック145冊」のレヴュー(p.41)では、イルカとの会話や、米ソの大統領の対応の違いを挙げて、「ううむ、アメリカの栄光。」とまとめておりまする。
 子供向けの物語で、ちょっとおざなり。116ページ(パラグラフではなく)に結末が22もあるものですから、一篇が短かったり、あれ? って感じの中途半端な終わり方もあったりして。
 コンピューターやロボットのデザインも、当時としても時代遅れという感じがいたします。
 というわけで、わたくしの中では、手軽で楽しいバカゲー、の範疇に入っておりますな。
Posted by 道化の真実 at 2008年03月30日 18:31
道化の真実さん、はじめまして。

「アメリカの栄光」とは、まさにその通りですね。
さすがに、ソ連エンドは、ちょっと露骨すぎると思います。
また、展開によっては10ページ足らずで終わってしまうこともありますから、あっけないのもありましたね。

ただ、色々な展開を見せようという心意気と、作者にとってのベストエンドが、読者には判断しにくい、自分の好きなエンディングがベストエンドをいうスタンス(?)は、けっこう好きです。
もしかしたら、ただ、おざなりに作っただけなのかもしれませんが。(笑)
Posted by ドロシー! at 2008年04月03日 22:51
というわけで、トラックバックさせていただきました。

ええっと「ゲームブック倉庫番」、@Wikiのほうにリンクを変えておいてくださいよ〜。
 お願いいたします。

 あと、2008年03月29日「アドベンチャーブックス」に置かれております、フローチャートのなかに、『殺人犯はだれだ』がございますよね?
 わたくしは、それ持っておりませんので、できますならば「ゲームブック倉庫番@Wiki」の当該記事に紹介文を追加お願いいたします。
Posted by 道化の真実 at 2009年06月14日 21:51
こっそり、「殺人犯はだれだ」の項目を記入しました。
また、リンクも直しました。
ご指摘、どうもありがとうございます。
Posted by ドロシー! at 2009年07月10日 23:06
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Excerpt: エドワード・パッカード著 (1985/11 アドベンチャーブックス9 講談社) "SUPERCOMPUTER" by EDWARD PACKARD. Illustrated ..
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Tracked: 2009-06-14 16:53