2005年04月30日

第66話「「悪夢の妖怪村」デッドエンドリスト」

「悪夢の妖怪村フローチャートVer.1.11(エクセルデータ)

「悪夢の妖怪村」は300というコンパクトな作品の割りに、デッドエンドが豊富な作品です。
ここでは、すべてのデッドエンドを列挙してみました。
太字は、そのパラグラフの最後の文章です。
ブレナン調でもいいましょうか、人を食っているのに、どこか憎めないのがいいですね。

デッドエンドリストを見る
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第65話「「悪夢の妖怪村」を終えて」

かくして、「悪夢の妖怪村」をクリア、リプレイも無事、完結することができました。
「今頃ソーサリー」さんに触発され開始したのですが、456パラグラフの「魔法使いの丘」の長さ(65話)を見て、300パラグラフのゲームブックなら、簡単に書けるだろうと甘く見ていたのが運のつき。
死の回数は、そのままリプレイの長さと比例するというあたりまえことに気づかされました。
(「悪夢のマンダラ郷」はさらに難しいと聞いていますので、ちょっと怖気づいています)

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2005年04月29日

第64話「光あふれる世界で」

3月23日

気がつくと、真っ暗闇の中にいた。本当に元の世界に戻れたのだろうか。
背後で、なにかがきしみながら開いた。
振り返ると、棺桶のなかからミイラの腕が伸びている。

キャー。

女の子たちの黄色い悲鳴が聞こえる。
ここはまだ、妖怪村なのだろうか。
サーチライトをつけてみた。

「ちょっと、せっかくの雰囲気が壊れちゃうじゃないの」

さっき悲鳴を上げていた女の子たちだった。
黒く塗られた壁。絵の具を塗った棺桶と張り子のミイラ。

妖怪村では、ない?

慌ててライトを消して出口を急いだ。

外は明るい太陽がまぶしかった。
いつの間にか、昼になっている。
今出てきた建物にはお化け屋敷の看板が掛かっていた。
空間が少しずれたらしく、馴染みの遊園地に戻ってきたようだ。

ここから家までは少なくとも運賃が200円かかる。
もちろん、そんな金はない。
(子安観音像におさい銭をあげなければいいのいか!!)
(ウブメとミズコは成仏するなということだけど)
ここから家まで、歩いたら3時間はかかる距離だ。
だが、少し疲れてはいるが、気分は爽快。
3時間の散歩など、これまでの苦労にくらべればたいしたことはない。

ついに、人間界に帰ってきたのだ。
プラチナの腕輪ダイヤの鍵も手元に残っている。
なにより、シールド・ボックスの中には、ゾンビーと円盤を映した大切なビデオテープが入っている。

あとはこれらをどう使うかだ。
大丈夫。目的達成のための強い意志と根性に恵まれているのだから。
きっとうまくいく。
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第63話「磁場の嵐」

3月23日

その後、民家を荒らして、川を越え、駅を越え、ウミボウズをやり過ごして洋館へ進む。
洋館を越えて、ついに原っぱにたどり着いた。

人間界への扉を出現させ、を使い、シールドプロテクターを使う。

そしていよいよ、大事なビデオテープシールド・ボックスに大切にしまった。

こんなときになぜか、妖怪村のことを思った。
いままで散々苦渋を舐めさせられた場所なのに、いまではなぜか寂しくもある。
だが、これで終わりだ。
この先、なにが起きようと、悔いはない。

やがて、ドシリと地面にぶつかった。

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第62話「第15の生命」

ついに、目的の1つである人間界に戻ることができました。
しかし、もう1つの目的である妖怪のビデオテープに関しては失敗してしまいました。
シールド・ボックスはどこにあるのでしょうか。
妖怪村の探検は、あとちょっとだけ続きます。

相も変わらず、運命数は1です。



3月23日

心当たりがあるのは、未開のオニに踊りを踊ることと、民家の離れ。
だが、離れはブレスレットを手に入れると行けなくなるので、たぶん、ここにはなにもないだろう。
というわけで、民家の前にできることをやりつくし、オニがいる山道を登った。

オニの酒宴では、肉と酒の両方を食し、オニたちと盛り上がる。
今度は、歌ではなく踊りを披露することにした。

宴会ソングに合わせて踊った怪しげなダンスに、オニたちは大喜びした。
酒のせいか、いつもより体が軽く柔らかく、すいすい踊れる。
オニが喝采をあげる。
踊りは大成功だった。

やがて夜も更け、大いびきをかいているオニも現れた。
いつまでもここにいるわけにもいかないので、オニに礼をいって暇乞いをする。
すると、オニはお土産に四角い金属の箱を持ってきた。

「客人は、いずれ、人間界に変えるつもりじゃろう。そのとき、この箱が役に立つはずじゃ。わしは学校が嫌いじゃったから、うまく説明はできんが、なんでも、こっちの世界とあっちの世界の境に、磁気を帯びた危険なねじれがあるそうじゃ。大切なものは、この箱の中に入れてから移動するとよい」

キタ━━━( ゜∀゜ )━( ゜∀)━(  ゜)━(  )━(゜  )━(∀゜ )━( ゜∀゜ )━━━!!!!

これだよ、これ。
これがあれば、大事なテープを磁場から守ることができる。
なんだか、自分が一回り大きくなった気がした。

しかし、お化けの学校は試験もなんにもないのに、なんで嫌いなんだ。

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2005年04月28日

第61話「まぶしい太陽を見上げて」

3月23日

気がつくと、真っ暗闇の中にいた。本当に元の世界に戻れたのだろうか。
背後で、なにかがきしみながら開いた。
振り返ると、棺桶のなかからミイラの腕が伸びている。

キャー。

女の子たちの黄色い悲鳴が聞こえる。
ここはまだ、妖怪村なのだろうか。
サーチライトをつけてみた。

「ちょっと、せっかくの雰囲気が壊れちゃうじゃないの」

さっき悲鳴を上げていた女の子たちだった。
黒く塗られた壁。絵の具を塗った棺桶と張り子のミイラ。

妖怪村では、ない?

慌ててライトを消して出口を急いだ。

外は明るい太陽がまぶしかった。
いつの間にか、昼になっている。
今出てきた建物にはお化け屋敷の看板が掛かっていた。
空間が少しずれたらしく、馴染みの遊園地に戻ってきたようだ。

プラチナの腕輪ダイヤの鍵も手元に残っている。
ただし、大事に抱えているビデオの中のテープは全部ダメになっていた。
どうやら、妖怪村から人間界に戻る途中、磁場の乱れに会ってしまったようだ。
テープを磁場から守るシールド・ボックスがあれば、なんとかなったのかもしれないが。

『君にもし、目的遂行の強い意志があるなら、別の機会にもう一度、冒険に挑戦することを勧めたい。もう、こりごりだというのなら、一応無事に帰ってきたのだから、それでよしとしてもいいのだが。
あとは、君の英断に期待したい。』
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第60話「円盤のなかで」

3月23日

原っぱの、妖怪村からの出口がある場所でリモコン装置を使い、出口の扉を出現させた。

今度はちゃんとダイヤの鍵を持っているので、鍵は簡単に開いた。
あとは出口を開けて出るだけだ。
ここで、ブレスレット――タイムプロテクターを使うことにした。
気が逸る。だから、深呼吸をした。

タイムプロテクターはしっかり作動しているようだ。
扉を開けると同時に、全身に強い風を感じた。
間の前を虹色の光が飛びかっている。
地面がないのに、下には落ちない。宙に浮いているのだろうか。
ゾンビーと円盤の映像しかないが、それでもしっかり、ビデオカメラを抱いた。
やがて、ドシリと地面にぶつかった。

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第59話「第14の生命」

せっかく駅の闇を切り払ったにも関わらず、その先には妖怪しかいませんでした。
あの幽霊列車の悪夢はいったいなんだったのでしょうか。
しかも、シロマジョには、いままでの成果を簡単にかっさらわれてしまい、人生の無常さを痛感しました。

ですが、ダイヤの鍵ブレスレットの在り処も分かり、あとは脱出に向かって突き進むだけです。

前回、ほんとうはウミボウズのところで死んでいるので、今回は第14の生命です。
あ、今回も運命数は1です。



3月23日

オイテケをやり過ごし、段々畑と祠、ウブメとミズコをクリア。
コンビニでは、大皿乾電池5個いなりずしを買って、民家に入る。
民家ではダイヤの鍵ブレスレットを入手。
カッパの川を越え、駅を越え、ウミボウズをやり過ごして洋館へ。
ここで少女を助け、吸血鬼からリモコン装置を奪い、ゾンビーに先を通してもらう。
いよいよ、原っぱの円盤だ。

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2005年04月27日

第58話「妖怪村を彷徨う」

3月23日

母屋対策でコンビニでいなりずしを購入してオニのところへ行く。



オニの肉と酒、両方を断ると、オニたちは怒り出した。

『運命数は、1〜3か、4〜6か、7〜9か』

「殺してしまえ」
「喰ってしまえ」


絶体絶命。
オニに食われることを覚悟したとき、灰色の痩せたオニが進み出た。

このオニはメタルフレームの眼鏡をかけ、本を持っている。
オニには似合わない知的な風貌だ。

「赤オニ殿、このところ動物性蛋白質の取りすぎです。血圧が高いのですから、用心なさいませんと」

人を食ったオニだ。(まだ、食べられてないけど)
赤オニの血圧のおかげで、なんとか解放された。
幸い、失ったものはない。

それにしても、死の恐怖よりも持ち物を失う恐怖のほうがデカイよ、この村。



民家の母屋に着いた。
神棚にいなりずしを上げると、神棚から黄金色の光が広がり、まぶしいほどに明るくなる。
光の中心には、同じく黄金色のキツネがおり、金属製の腕輪のようなものをくわえていた。
それをぼくの手に乗せると、キツネは去っていき、辺りはまた、暗くなる。

キツネがくれたのはプラチナのブレスレットだった。
輪の一部が機械装置になっており、ノブを押すと数字が表示された。

これはオキクサンに聞いたブレスレットだろう。
どうやら、脱出を焦っていたようだ。
かぼちゃの馬車に持ち物を失くさなくても、これがなければ現代には帰ってこれないのだから。

なによりも、タイムプロテクターの効果を差し引いても、充分、月賦を払いきるだけの価値がある。
隠れているザシキワラシに挨拶して母屋を出た。
でも、がないから、今回は死ぬしかないんだよな。



いままでカッパの舟に乗っていたが、今回は無謀にも、川に泳いで見る。
(もう、乾電池を5個買うお金はないし)

『運命数は3で割り切れるか』

割り切れない。
川の流れは水泳能力を超えていた。
どんどん流される。

『バイオリズム数は4で割り切れるか』

割り切れない。(運命数と勘違いしている)
どうやら川に嫌われているようだ。
川の流れは泳ぐのも虚しく、下流の深みへと運ばれる。
もがいても、あがいても、水面に浮かび上がることができない。
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第57話「シロマジョ」

3月23日

東は洋館、北は落とし穴へつながる三叉路に出た。
だが、北に行くと、いままで行ったことがないパラグラフにたどり着くことが判明。
もちろん、北に進む。

道路脇に、黒いフードつきのマントを着た、背の高い女性が立っている。
声をかけることにした。

話しかけようとすると、向こうから話しかけてきた。

「Do you have a pumpkin?」

フードの中は、フロンドで瞳の色の薄い白人だった。
若くはないが、丹精な顔立ちをしており、手には指揮棒のようなものを持っており、その先端はきらきらと輝いている。

魔女は魔女でも、正義のシロマジョだ。

「あなた、かぼちゃ、持っていますか」

しかも、カタコトの日本語で丁寧に尋ね直してくれた。
なんていい人なんだ。

もちろん、かぼちゃが段々畑で盗んである。
彼女に差し出すと、かぼちゃを地面に置き、棒をひと振りした。
すると、かぼちゃが立派な馬車へと早変わり。(馬、御者つき)

「この先に、穴があります。この馬車に乗れば、穴に落ちません」

言われたとおりに馬車に乗ることにした。
でもさ、正義の魔女なら、かぼちゃを持ってなくても教えて欲しいぞ。

西洋のおとぎ話の主人公になった気分で馬車に揺れた。
御者はコンビニの前で馬車を止めた。
降りると馬車は引き返していった。

馬車を見送りながら、いやな予感がして持ち物を調べた。
なんと、村で得た持ち物がすべて、あとかたもなく消え失せている。
馬車に置き忘れたのか、それとも、魔法の馬車が意図的に持ち去ったのか。

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!

ウソーーー!!!!!!
今回はダイヤのついた鍵も手に入れたし、洋館でリモコン装置を手に入れれば、もう詰んでいたのにー!!

円盤で死んでもしょうがないので、針路変更。
この作品はちゃんとしたフラグ管理はしていないが、鍾乳洞にダイヤのついた鍵がいくつもあるというのは気が引ける。
仕方がないので、情報収集をすることにした。

それにしてもひどいよ、シロマジョ……

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2005年04月26日

第56話「ウミボウズ」

3月23日

道は、北から南へ流れる、ゆったりと幅広な川で行き止まりになった。
カッパがいた川の河口のようだ。
右手には海があり、対岸を渡る以外に道はない。
岸辺には3艘の舟が繋いである。
ひとつは、アウトリッガー・タイプの小さなカヌー。
ひとつは、手漕ぎボート。
ひとつは、大型のモーターボート。
手漕ぎボートで川を渡ることにした。

川は湖のように静かで、ボートはゆったりと進んでいく。
避暑地で舟遊びをしている気分でオールを漕いでいると、突然ボートが横揺れしはじめた。
川の中から揺すられている。
と思う間もなく、川から鯨のように巨大なものが頭を出した。
大きさは鯨なみでも、これは人間だった。
ツルツル頭に大きな目、鼻、口を持ち、水面に現れた肩には、僧侶のような袈裟をつけている。

ウミボウズだ。

『バイオリズム数は4で割り切れるか』

割り切れない。

ウミボウズが巨大な口を開けたとき、間一髪、向こう岸に着いて陸に上がっていた。
舟はウミボウズの口に吸い込まれていく。
ウミボウズは深呼吸すると、水中に潜り、海に戻っていったようだ。
冷や汗をぬぐい、東へ伸びる海岸線の道を進んだ。

えっ? なにもないの? ブレスレットは?



もう慣れた方もいらっしゃるでしょうが、情けないことに、ここでもバイオリズム数と運命数を勘違いしています。
本来なら、ここでウミボウズに飲み込まれて死んでいます。

カヌーやモーターボートで進んだ場合、このバイオリズム数(24)でも、ウミボウズをかわすことができます。
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第55話「暗い闇を抜けて」

3月23日

カッパに船賃としてきゅうりをあげた。
屋形舟の中は、畳敷きのちょっとした小部屋になっている。
対岸に着くまでの短い時間だったが、江戸時代の粋人になった気分で楽しんだ。

「さあ、降りた降りた」

対岸につくとせかされた。
カッパには余韻という言葉がないらしい。
それにしても、きゅうりでもかっぱ巻きでも、ゲーム的には結果は変わらなかった。
そういう意味では、ヒヤヒヤしたほうが緊張感があっていい。



暗闇を抜けて、因縁の駅に戻ってきた。
今回はサーチライトもあれば、乾電池も5個、持っている。
だから、長く暗い闇を照らすことができた。

凸凹道は曲がりくねっているが、全体的には南東に下っているようだ。
長く歩いて疲れが出てきたころ、雲の切れ間から月が顔をだした。
いままで散々苦しめられた、駅のターミナルから続く長い闇を切り抜けたのだ。

前には海があるのか、かすかな波の音が聞こえる。潮の香りもするようだ。
ここまで苦しめた駅だ。
ブレスレットかなにか、大切なものがあるに違いない。

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2005年04月25日

第54話「オキクサン」

3月23日

井戸に寄ることにした。
すると、予想通り、井戸の中から恨めしそうな顔をした若い女性が姿を現す。

「1枚、2枚」

彼女は手にした皿を数えはじめた。

皿屋敷のオキクサンだ。

素早く彼女の映像を撮り、ここにとどまることにした。

「8枚、9枚」
「ああ、1枚足りない」


せっかくだから、コンビニで買った大皿を彼女に差し出した。
(ここで出さないと、井戸に引きずり込まれてしまうし)
オキクサンは大喜びして頭を下げ、なにかお礼をしようとした。

「それなら、ひとつだけ教えてください」

なんて軽はずみな発言だ。

「知っていることをすべて教えてください」

――なら、すべての情報が聞き出せたのに。

ともあれ、以下の4つのなかからひとつ、聞くことができる。
出口のこと、円盤のこと、ブレスレットのこと、十字架のこと。

ブレスレットは初耳だ。
せっかくなので聞いてみることにした。

「時ずれを防ぐからくりのことでござりますか。異人さんのことに詳しい長崎通事の方は"他員風呂手管”とか"たいむぷろてくたあ”とか呼んでおられました。
なんでも、わらわのいるこちら側の世界と、生きた人間の世界との間には、時間のねじれとかがあるのだそうでござります。
こちら側は、どのみち定(き)まった時間などござりませぬゆえ、人間界から、こちらに来るときには、関係ないのでござりますが、あなた様のような方が、こちらから人間界に戻られるときには、そのねじれの障りが出るのでござります。

つまり、あなた様の戻られる世界が、人間界であるのは間違いないといたしましても、それが、徳川様の御世になるか、あるいは、帝がまだ奈良においでの頃になるか、定まらないのでござります。
それを防いで、あなた様の時代に帰ることのできるようにするのが、そのからくりでござります。
使い方は、あなた様が、出口の鍵を開けたあと、扉を開けるときに、そのからくりにある数字を合わせればよいのです。よろしいですか。鍵を使ったあと、扉を開けるときにでござりまするぞ。
あれ、お迎えがおいでのようです」


つまりは、リモコン装置、ダイヤのついた黄金の鍵に続いて、現代に戻るのに必要なアイテムだということだ。
在り処は、駅の奥が怪しい。

空から、光り輝く紫雲が舞い降り、オキクサンの体が、すうっと雲の上に舞い上がった。
これでようやく、彼女も成仏できるのだ。
ほかにも聞きたいことはたくさんがるが、彼女を引きとめるのは酷というものだろう。
昇天する彼女を見送ってから、西へ伸びる細道へ進んだ。

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第53話「第12の生命」

ダイヤのついた黄金の鍵も手に入れ、妖怪村からの脱出は終わりが見えてきました。
ですので、この勢いを殺さないためにも、死んだ直前からやり直し、鍾乳洞を出ることにします。



3月23日

鍾乳洞を出て、母屋へ向かった。
玄関の戸は開きっ放しになっている。
家の中に入ると、ケッケッケ、キャッ、キャッ、と、家の中から子どもの笑い声のようなものが聞こえてくる。
母屋に上がりこむことにした。

薄暗い母屋の中は、長年掃除されていないのか、土ぼこりで汚れている。

「こんばんは」

相変わらず子どもの声はするが、返事はない。
奥の部屋に入っていった。

奥の部屋は仏間で、仏壇の隣には神棚もある。
仏壇にはあみだ如来像が安置され、神棚には稲荷がまつってある。
うしろを筒袖の着物を着た5歳くらいの子どもが横切った。
振り返ったときには、もう姿はなかった。

ザシキワラシだ。

この家にはなにかいいことがあるに違いない。
この部屋ですることがあったので、してみた。

『いなりずしを買ったか』

もちろん、ないので、この部屋で変わったことは起こらない。
いいことが起こるに違いないだけに、ちょっと後悔。
座敷に行くが、なにもないので、母屋の裏に行った。

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2005年04月24日

第52話「鍾乳洞」

3月23日

漆喰でできた壁の脇が動き、入り口ができる。
迷わず中に入ることにした。

しばらく進むと、壁が土から岩に変わる。
鍾乳洞だ。
中は迷路になっている。

迷いながら先へ進むと、行き止まりに鍾乳石をくりぬいて造った横穴があり、そこに黄金の扉がついている。
大切なものでもあるのだろうか。
期待を胸に、扉を開けた。

中には黄金の立像が安置されている。
ビンズー教か仏教系の像だが、くねくねした裸体がなまめかしく、日本では見かけないタイプだ。
ゆっくり広げた左右の手に、それぞれ小箱を持っている。
自分がぎっちょなので、向かって左側の小箱を開けてみることにした。

中には頭にダイヤモンドがついた黄金の鍵があった。

キタキタキタキタ━━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━━━!!

これは、村の出口の扉を開ける鍵に違いない。
リモコン装置とダイヤの鍵。これで妖怪村脱出に必要なものが出揃った。

危険を冒す必要はない。
もう片方の小箱には手をつけず、外へ出た。



鍾乳洞を歩いていると、行き止まりに出た。
壁には荒々しいタッチで文字が刻んである。

「神は、右手に生を、左手には死を持ちたまふ」

ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン

いまさらおせえよ。カンで取っちゃったじゃねえか。

失意のなか、引き返して先へ進む。



さらに進むと、低い地鳴りが聞こえ、周囲の壁や天井が崩れはじめた。
なにごとかと思った瞬間、天井から大きな岩がいくつも落下してきた。

『バイオリズム数は偶数か奇数か』

(〃´o`)=3 フゥ

今日は日が良かった。
これも、日ごろの行いだろう。

引き返して、未開の地へ進む。



道を大きく迂回し、違う方向から落石があった場所にたどり着いた。

『バイオリズム数は偶数か奇数か』

ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

今日は日が悪かった。
これも、日ごろの行いだろう。

岩が頭に当たり、さらに大小さまざまな岩が体に降り注ぐ。
こうして、誰にも気づかれずに永遠の眠りについた。
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第51話「土蔵」

3月23日

土蔵には頑丈な錠前がついている。素手では開きそうにない。
さきほど手にした、鋳鉄の大きな鍵を使うと、ガシャリと開いた。
土蔵の重い扉を開けて、中に入った。
(ここからは庭に戻れないようだ。ちょっとシビア)

入り口にろうそくとマッチがあった。
明かりをつけて土蔵を見回すと、古い家具、食器、鎧櫃、能面、弦の切れた琴など、色々な骨董品がある。
どこからか、コトコトと音がした。
ネズミか、はたまた妖怪か。
音の正体には気にせず、手ごろな骨董品をもらっておくことにした。

メガネに適ったのは、壁にかかった能面
これならリュックに入るし、骨董的価値も高そうだ。
壁からはずすと、ガタガタいっていた音がピタリと止んだ。
能面にレバーが隠れている。
レバーを引くことにした。

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2005年04月23日

第50話「庭」

3月23日

民家の庭を散歩すると桜の花にあじさいの花、奥には柿が実り、椿の花が散りかけていた。
季節感のない庭に混乱してくる。
そのとき、足元に小箱を見つけた。もしかしたら、老人になってしまうかもしれない。
それでも、小箱を開けることにした。

中には、鋳鉄でできた大きな鍵が入っていた。
ダイヤではないから、村の出口の鍵とは違うようだ。
次は、土蔵を調べることにした。

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第49話「第11の生命」

どちらか片方だけ選んでもダメだとは、まんまと鳥井加南子にヤラれました。
本が出てから20年以上経ったいまですら引っかかるトラップは、もはや魔法といっても差し支えないかもしれません。(言いすぎ)

ともあれ、せっかくオニとの邂逅を果たしたのに、あっけない最後を迎えました。
あんまりですので、肉と酒を一緒に食するところから再開します。



3月23日

酒は少し泥臭かったが、良い心地は最高だった。
勧められるがままに飲んで食べて、オニが歌う平安時代あたりの日本古謡のような、哀愁のある宴会ソングに手拍子を打った。

「なあ、客人、今度はお前の番じゃ」
「そうとも、兄弟。さあさ、得意の喉を聞かせてくれや」


踊ることもできたが、言われたとおりに歌うことにした。

「ぽっぽっぽ、鳩ぽっぽ」

思いつきで歌った歌にオニたちは感嘆したのか、互いに顔を見合わせる。

「マーメが欲しいか、そらやるぞ」

そのフレーズを口にすると、オニたちはうろたえはじめ、慌てふためいて、森の奥に逃げてしまった。

(,,゚Д゚)

オニたちは毎年、節分の日にマメをぶつけられ追い払われる。
その条件反射でマメをまくぞと聞いただけで逃げ出してしまったのだ。

あまりのバカバカしさに良いも醒め、南に引き返し、民家まで戻ってきた。

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2005年04月22日

第48話「オニの酒宴」

3月23日

民家まで来たが、まだ来たに道が伸びていることを失念していたので、そのまま、北へ進んだ。

やがて、草が生い茂り、道ははっきりしなくなる。
大きな木が道を塞いでいる。
引き返してもしょうがない。
木を乗り越えて、道なき道を進むことにした。

サーチライトを構えて、うっそうと生い茂った木々の間を進む。
張り出した根や枝が行く手を阻む。
やがて、かすかな光が見えてきた。
パラグラフ的に駅ではないはず。
用心のため、ライトを消した。

光は焚火か松明の炎のようである。
その火の辺りから男たちの荒々しい声が聞こえる。
酔っ払っているのか、争っているのか。
今なら引き返せるが、もちろん、先へ進んだ。

それは、酒宴であった。
筋骨たくましい大男たちが10数人、毛皮のパンツだけを身につけ、聴きなれない宴会ソングに手拍子を打っている。
彼らの肌の色は絵の具のようにカラフルだった。
頭には1、2本の角が出ている。

オニだ。

ともあれ、まずはこの光景を撮影した。

「おう、兄弟。今日は客人が来ておるぞ」

オニの視線がこちらに集中した。
特に敵意は持っていないようなので挨拶をした。

「さあこっちに来て、火にあたれ。ひさびさの客人じゃ、歓迎せねばな」

オニは上機嫌で膳の用意をしてくれた。
そこには薄茶色に濁った酒と、得体の知れない動物の串焼きがある。
串焼きには青緑色のタレがたっぷり塗ってある。

酒が濁っているのは毒が入っているせいかもしれない。
串焼きの青緑色のタレはいかにも毒々しく、だからこそ逆に、安全ではないだろうか。

だから、肉だけを食べることにした。

タレは薬草のような味がして青臭かった。
肉は柔らかだった。
食べているうちに、タレもおいしいと感じられるようになってきた。
食べるほどに食欲は増し、何本も串焼きのお代わりをした。

しばらくして、お腹が苦しくなった。
食べすぎだと思ったが、オニたちは目配せして、気味の悪い笑みをこぼした。
毒を盛られたのだ。

「おおい、兄弟。こいつは酒とタレの相殺作用のことを知らないらしいぜ。うまそうな肉じゃないか。獲物が捕れたんで明日の晩も、宴会ができるぞ」

こちらの斜め上を行くとはやるな、加南子(作者)。
そういえば、運命数が5のとき、オニの申し出を断るなといわれたような。
まあ、いまさら気づいても遅いのだが。

しかし、今日、宴会をしてたということは、昨日も軽はずみな人間がいたということでもある。
危ない危ない。先を越されるところだった。
まあ、体は切り刻まれ、明日にはオニの腹の中にいることになるのだが。
posted by ドロシー! at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 悪夢の妖怪村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第47話「第10の生命」

ようやく、答えが見えてきました。
この死はムダではなかったと思います。

ゾンビーにテープを渡してしまうので、妖怪を撮る必要がほとんどないのは、ワトスンが事件を解決してしまうくらいの衝撃がありました。

当座の目的は、ダイヤの鍵を見つけること。

今回の運命数も1です。

前回は、持っていないはずの十字架にんにくを使って情報を引き出してしまいました。
エクソシストは持ち物がなくても逃げることができるのですが、ドラキュラは持ち物を持っていないと、血を吸われて死んでしまいます。
ですので、今回は第10の生命として進めます。



3月23日

オイテケを過ごし、段々畑でかぼちゃきゅうり、にんにくを入手。
祠で100円、お賽銭をあげて、黄金の十字架を入手。
コンビニで大皿乾電池5個を買い、ウブメとミズコを成仏させる。
ここまでの流れはこれが最善の手ではないだろうか。

まだ攻略してないのは民家と駅の奥。
まずは、民家に向かうことにした。

キャラシートを見る
posted by ドロシー! at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 悪夢の妖怪村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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