2008年07月06日

「銀魂3年Z組銀八先生 3」

本屋の新刊コーナーで、なにげに小説「銀魂3年Z組銀八先生 3」を手にしたら、ゲームブックが入っていたので驚きました。
扱いは、ズラの書いた「人間失格」の読書感想文がゲームブック仕立てになっているというもの。
ルールこそ明記されていないものの、戦闘や買い物のルールがあるようです。
(データがないと分かりつつも、指定された巻末を見てしまいました)
残念ながらパラグラフ10以降は載っていませんが、できれば完成版を見たい、というのはワガママでしょうか。
「ゲームブックなんていまの人には分からねーよ」というツッコミが、ちょっとだけ悲しかったです。

posted by ドロシー! at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月12日

夢時間Tシャツ100枚突破!

夢時間のTシャツの注文数が100枚を突破する見込みのようです。
わっしょい。

値引きのお知らせ

ひとあし先にご報告いたします。

Tシャツの注文数が自前分を含めて95枚。
100枚越えはなんとかなりそうな見当です。
で、割引なのですが、今回は100枚越えたら
Tシャツ1枚に付き¥40引きとさせて頂きます。

しょぼいお値引き額なのは、
マグカップの制作費が思いっ切り足をひっぱているためで、
加えて、マグカップも一緒に注文いただくと、
Tシャツは何枚注文しても1枚¥100引きという、
5周年割引をすでにやっているためであります。

マグカップも一緒に注文頂いているキトクな方は、
Tシャツ1枚につき¥140引きとなるわけで、
数字的にもこりゃめでたい、わっしょいと相成ります。

一方、Tシャツだけ注文なさったキトクな方は、
申し訳ありませぬが1枚に付き¥40引きです。
あ、じゃあ、マグカップも追加しちゃうもんね、
というのはもちろんアリですが、ここはひとつ、
無駄遣のしすぎは慎んだほうがいいですよ奥さん。

あと、締め切りでございますが、
6/14の翌日は日曜。業者も休みなので
一応6/15まで締め切り大丈夫といたします、
って先にカレンダー見ればわかるじゃん。

わっしょい。
締め切りは6月のハッピーブレナンデー(14日)までなので、お早めに。
ご希望の方はHUGO HALL→okutani@i-ml.comまで、
名前/個数/宅急便か・店に取りに行くか/住所/電話番号に、
物足りないならリクエストでも添えてお送りください。

わっしょいわっしょい。
posted by ドロシー! at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月10日

マグカップのサンプル完成

前回、告知したピップな感じのマグカップのサンプルが出来上がったそうです。
聖杯型の容器ではなく、マグカップに聖杯がプリントされているところが秀逸。

マグ1.jpgマグ2.jpgマグ3.jpg
Tシャツ(白・チャコール・L)と
マグカップのサンプルできあがってまいりました。
位置の微調整等入りますがまずまずであります。
でもって、マグカップですがあ、
業者さんの見積もりがけっこうかなりいい湯加減でして、
当初の3倍かかることが判明。おいおいおいおい。
もちろんお値段据え置きでご提供いたしますが、
発送用の箱代等くわえますと、ほぼボランティア状態の、
5周年記念品とあいなりました。まあいいや。
そんなわけで、今後同じものを作るとしましても
¥1000程度は高くなってしまう模様で、
このお値段で手に入るのは正味今回のみ
なんですよ奥さん(観客席がわぁーっとざわめく)。
そのあたりフクミおきまして、6/14締め切りであります。
Tホワイト.jpgTチャコール.jpg

というわけで、締め切りは次のハッピーブレナンデーまでです。
お早めにどうぞ。
posted by ドロシー! at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月14日

詩的魔神と夢時間の狭間で

いつも怪しいHUGO HALLさんから、今年もPIPグッズが登場します。
今回は、恒例のTシャツのほかに、マグカップが登場です。

マグサンプル画像1.jpg

マグカップとTシャツのご紹介

PIPでPOPでポッポなグッズを、いたずらに作り始めてもう5年。
あきれたついでに、勝手に記念して、Tシャツに加えてマグカップをご用意してみました。

Dead or Alive マグカップのご紹介

英国マーリン商会から取り寄せる、たぶん逸品であります。
陶器のカップの片面に聖杯(Holy Grail)を、もう片面には魔神を配した図案となっております。
使い方は、まずカップに好みの飲み物を注ぎ、目を閉じて回します(タテに回すとこぼれるので、ヨコ回しが具合いいようです)。
次に適当なところで回すのを止め、目を開きます。正面を向いている図柄をしっかり確認した後に、カップの中身に口をつけます。
正面を向いていたのが聖杯であれば生命点プラス、魔神さまですとマイナスを、口にした飲み物がもたらすことでありましょう。どちらの図柄が正面を向いて
いるか判断が難しい時は、やり直しとします。
魔神さまが上下逆向きなので、カップを使うと丁度口づけを交わすことになるあたりがうれしいところ。これなら14行きでも本望ですね。

なお、ホンモノのカップには、裏底に「MADE IN AVALON」の表示が付いています。中つ国あたりの類似品にご注意ください。

Tシャツ同様、合計30コ以上の注文が集まれば制作、じゃなかった取り寄せできます。マグカップのカラーは白のみ。
値段は1コ税込みで¥2835

100個越えますと、少し余裕ができるので値引きもする所存です。そういえば14リサイクルバッグなんていうのも数個だけ残っていたなと、お店から頼まれた宣伝。

ブツは、代金引き替えの宅急便か、吉祥寺の店に直接取りにくる(その場合はもちろん送料タダ)か、どちらか選べます。
ご希望の方はHUGO HALL→okutani@i-ml.comまで、名前/個数/宅急便か・店に取りに行くか/住所/電話番号に、物足りないならリクエストでも添えてお送りください。2日以内に返事を返します。返事が返ってこない時は、届かなかった証なので、もう一度送ってみてください。

締め切りは08年6月14日。
マグサンプル画像4.jpgマグサンプル画像2.jpgマグサンプル画像3.jpg



Tシャツサンプル画像1.jpgTシャツサンプル画像2.jpg

続けて夢時間Tシャツのご紹介です。

図柄は、正面にドリーミーな夢時間イラスト。その周囲を就寝中の魔神とピップ・ジュニアが取り巻き、背景にグレーのアヤシイ気配を重ね刷りしています。
加えて、上下両端には夢時間の一節(原文)を配し、赤い文字で大きく「ただ今、夢時間中」とアッピール。
夜、パジャマ代わりに着こんで寐るもよし、普段着に用いて、せちがらい日々の生活を「夢時間」にしてしまうもよし、用い方は貴方の工夫、良識次第です。

ちなみにイラスト背景のアヤシイ気配ですが、白いTシャツですとあまり目立たないものの、他の色のTシャツですと、ずんと目立ってくる酒肴、じゃなくて趣向となっております。サンプル画像をご参照ください。

おなじみ東京吉祥寺のセレクト・ショップLIGHT BULBの協力で、図柄のプリントとTシャツはプロ仕様。TシャツのサイズはS,M,L,XL。プリントの色は変えられませぬが、Tシャツは白とサンプルの色、その他の色だってそれなりに対応できます。また、XL以上のサイズや、レディースサイズもだいたい対応できます。問い合わせてHUGOにほれほれ言ってみましょう。

マグカップ同様、業者の都合で合計30枚以上の注文が集まれば制作できます。
値段は1枚税込み¥3990

相変わらず製作に無駄に手間暇コストがかかってこうなっております。
100枚越えるならば、少し余裕ができるので値引きもする所存ですが、期待のしすぎは、とらぬ狸の肌触りであります。

ブツは、代金引き替えの宅急便か、吉祥寺の店に直接取りにくる(その場合はもちろん送料タダ)か、どちらか選べます。
ご希望の方はHUGO HALL→okutani@i-ml.comまで、名前/枚数/サイズ/色/宅急便か・店に取りに行くか/住所/電話番号に、物足りないならリクエストでも添えてお送りください。2日以内に返事を返します。返事が返ってこない時は、届かなかった証なので、もう一度送ってみてください。

締め切りはこちらも08年6月14日。

Tシャツサンプル画像3.jpgTシャツサンプル画像4.jpg



ただし、マグカップとTシャツ両方を買う場合は、5周年だから、Tシャツは定価の¥100引きとなり1枚税込み¥3885でオーケー。
しかも、マグカップと一緒なら何枚買っても1枚税込み¥3885でよし。

だからといって、マグカップを幾つ買ってもTシャツの¥100引きはかわりません。
だって、39個マグカップ買ったらTシャツ何枚選んでもタダなんて、そこまではかんべんしてほしい5周年なのです。

どちらも100超えたら、さらに少し安くできる見込みです。

また、TシャツはXXL以上になると、Tシャツそのものが業者の方で少し高くなるので、値段も少しアレします。小さいサイズだとそーいうことないのになあぶつぶつ。

締め切りは6/14予定ですが、少し過ぎたぐらいなら、ダイスの目と人徳いかんで何とかなるかもしれません。
発送は7月中旬ぐらい。Tシャツは予約数しか作らないので、頼んじゃうと変更できません(締め切り前ならめんどうだけど可)。マグカップは、届いたものがひび割れていたり割れていたら交換いたします。

14リサイクルバッグはお店に少しだけ余分があるそうです。
お店の商品で、予約外となるので、すまんが1枚税込み¥3255です。
30枚以上注文が入れば、再製作できますが、まさかね。

注・サンプル画像はあくまで予想図です。
  色味やらサイズやら、多少の違いはあります。

HUGO HALL


相変わらずバカ(褒め言葉)ですね。
詩的魔神さまとチューをしたい方は是非。
なあに、クーガさまと違って、肉体的な苦痛はありませんって。
posted by ドロシー! at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月13日

「ゲームブック入門 大百科」

ゲームブック入門 大百科」は、「時空(とき)の伝説」のほかに、探偵ものの「伊達春雄事件簿 消えたアイドル」(83パラグラフ)と、コミック版野球ものの「日本シリーズ 西武VS広島 8回戦」(40パラグラフ)が収録されています。
結果的には、どちらもいまいちでした。



「消えたアイドル」は、

ハードボイルドが空回りしていること。
犯人の名前を知らないはずなのに、終盤、なぜか知っているといった、矛盾があったこと。
(ほかのルートだと、途中でちゃんと名前が判明するんですけど)
探偵ものなのに、分岐を選び続けるだけで犯人にたどり着けるので、推理の要素がなかったこと。
1回でクリアできてしまったこと。

――これらが、つまらなかった要因ですね。
ハッピーエンドが2種類あるのはよかったんですが。



「西武VS広島」は、

テンポは早いものの、運試しで左右するとこが多すぎたこと。
そのくせ、1回でクリアできてしまったこと。
野球のルールを知っている必要があること。
(送りバントしたとき、バッターがアウトになったかどうか分からないのに、これで3アウトになったら、といった分岐があるので、野球ルールを知っていても、かなり迷う場面があります)
はじめから1点差で勝っているため、攻撃の回はあるものの、点を入れることに執着しなくていいこと。

――このため、ゲームの戦略が見えてきませんでした。
この作品は、よかったところは1つもなかったですね。
チームが阪神だったら、感想はまた違ったものになったかもしれませんが。(笑)



というわけで、「ゲームブック入門 大百科」は、人に勧めにくい本です。
ゲームブックカタログとしても、解説書としても、単純にゲームブックとしてもいまいちでした。

カタログとしては、選りすぐりカタログなので、全然、「完全」カタログではありません。
せめて、シリーズものの抜けは、やめてほしかったところ。
出版社的には、かなりの範囲を網羅してると思うのですが。

解説書としては、TRPGの歴史が長くて、ゲームブックの部分が薄かったです。
(カラー口絵が16ページもあるのに、ゲームブックが5ページしか扱われていないって、どうよ)
ここでゲームブックを、「パラレル小説タイプ」「シミュレーションタイプ」「ロールプレイングタイプ」に分けているのですが、「SLG」はパラメータが多い、「RPG」は成長要素があると定義しています。
それ自体はいいのですが、成長要素のある、「RPG」タイプの代表が「ファイティング・ファンタジー」なのは、さすがにツッコみました。
たしかに、TRPGではあるけどさ。

「ゲームブック入門 大百科」という、タイトル的には一見、歴史的価値がありそうに見えてしまうのが厄いですね。
なにが悔しいって、当時、この本を手にして、「これは買わなくていい」と判断したのを忘れて、買ってしまったことでしょうか。(笑)
とはいうものの、よしみるさんの挿絵がかわいいので、よしみるファンは必見かもしれません。
posted by ドロシー! at 00:12| Comment(6) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

「時空(とき)の伝説」

ゲームブック「時空(とき)の伝説」をクリアしました。
これは、「ゲームブック入門 大百科」に収録されている3つのゲームブックの1つ。
ファンタジー世界に巻き込まれた主人公が、捕らわれの姫を助ける、オーソドックスな、73パラグラフのショートシナリオです。



戦闘システムは、双葉社やケイブンシャに多かったバトルポイント制。
A〜Hに、0〜7を振り分け、戦闘ごとに、

「主人公は体力+B、敵は6+G」

――というように数値を求め、大きいほうが勝利します。
加えて、1部の分岐を、特定のバトルポイントが偶数か奇数か、0〜3か4〜7かで強制分岐することもあるので、運の要素はかなり大きいです。



戦闘の勝敗は運にゆだねられているのに、負けるとゲームオーバーになるものが多く、特定のアイテムを持っていると勝ちやすいというサポートもほとんどないので、戦闘の印象は、かなり悪いです。
(9戦中、8戦が、負けるとゲームオーバー)
(ちなみに、双葉社の「ドラゴンクエスト」などは、戦闘に負けてもHPが減るだけの場合が多く、また、途中でバトルポイントが入れ替えられるので、そのストレスはあまりありません)

また、序盤は強運にめぐまれていないと勝てない強敵が多いのに、ラストダンジョンのボスラッシュは、バトルポイントを見なくても勝てる、数値の低い敵ばかり。
序盤は戦闘で死にやすいのに、後半はほとんど死にません。
しかも、序盤の敵が「パキラ」で、ラストダンジョンの敵が「小パキラ」というように、設定自体も明らかに弱体化しています。
なんで、こんな作りにしたんでしょう。

ラスボスも、せっかく、本体は肖像画という設定があるのに、バトルポイントの勝負に勝つと、それが分かるので、せっかく、謎解き要素が盛り込めたのに、台無しにしています。
戦闘に関しては、ほとんど弁護できませんね。

ほかに気になったのは、とあるアイテムは、右の道と左の道のどちらに行くかで、本物と偽物のどちらかが手に入ります。
こんな大事な選択肢を、ただの運に任せた理由が分かりません。

「神の剣」というアイテムが、場面によっては「神のつるぎ」と表記されているのもマイナスです。



こう書くと、欠点の多いゲームブックですね。
結論からいえば、実は、けっこう楽しんで遊びました。
その理由は、

クリアに必須なアイテムが、2つしかないものの、序盤から登場し、それを取り損ねると、最終的にはゲームオーバーになるので、正解ルートを探す楽しみがあったこと。

「神の剣」という、クリアに必須ではないものの、あるとかなり有利なアイテムがあり、しかも、それを落とすイベントが2ヶ所もあること。

完璧なプレイングをすれば、ノーリスクでクリアできること。

――というわけで、戦闘自体は最悪なのですが、フローチャート的にみると、かなりバランスがいいゲームでした。
(チャートだと、戦闘バランスは分からないので)

最近は、人には勧めないけど自分は楽しめたゲームブックが多いです。
心理的に余裕ができたことを喜ぶ反面、シビアな目線がないのは、ちょっとマズイのかもしれませんね。
posted by ドロシー! at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月27日

「病院火災」

「病院火災」は、自分が看護婦になって病院火災から被害を最小限に食い止めるゲームブックです。
減点方式のゲームブックなので、まったく数字を管理しなくていいわけではありませんが、管理するのがそれくらいだったので電車でプレイしました。

「病院火災」が面白いのは、この本はゲーム性ではなく、気軽に火災の恐ろしさ、対処法を学ぶ本であるため、火災が最小限に食い止めても、「よくやった。だが、このまま火事が起きた場合に進んでもらう」という感じで被害は大きくなります。

火災を食い止めるには、知識以上にダイス目(偶数か奇数か)が重要になるのですが、可能なら、知識だけですべてが解決できてもよかったような。
(でも、この本、火事で助かるには運も必要って書いてあるんですよね)

また、「この行動におかしいところがある」「この病院には欠陥がある。地図を見て考えて欲しい」というように、選択肢はないものの、次のページに進む前に、よく考えて、答えを導き出す必要があります。
ここはゲーム感覚で楽しく悩みました。

ゲーム性は皆無ですが、本来の目的である、気軽に火事を学ぶという目的は達しているので、楽しんで読めました。
それに、ブレナン調とは違いますが、文体はプレイヤーに話しかける口調で、登場人物にも感情移入しているのが面白いですね。
(そんなに筆者は、看護婦の山本さんが好きなのか)
「アドベンチャーブックス」同様、ブーム当時なら見向きもしなかったタイトルですが、こういうのもいまならアリです。
posted by ドロシー! at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月26日

「スペース・パトロール」

「スペース・パトロール」は、「アドベンチャーブックス」シリーズの第4弾。
主人公は宇宙救助隊となり、宇宙のゴタゴタを解決していきます。
宇宙海賊やテロリストなどの人為的な事件もあるのですが、宇宙を舞台にしているだけに、磁気嵐やブラックホールなどの自然災害に巻き込まれることも。

面白いのは、宇宙船にほかの乗員もいるのですが、パートナーがコンピュータだということでしょうか。
色々提案もするけど、確実ではないし、主人公の言うことには絶対なので、大事なところで役立たたないのが、逆に愛着がわきます。
磁気嵐が来てるのに、主人公が「この映画を見終わるまで仕事しない」と言い張ると、警告もしてくれないのが潔い。
(ってか、こんな選択肢、作るなよ)
とある展開では、このコンピュータをめぐるトラブルが発生するのですが、これがまたSFらしいロジックでかなり好き。
パートナーが魅力的だと、物語が映えますね。

この作品は、ゲーム性というよりは分岐小説の展開を楽しむタイプで、いくつかの悪党を倒すものが多いものの、映画に出演したり、知的生命体と遭遇と、やはり、通り一遍等ではない展開が待っています。
そういう意味では、「天才コンピュータAI32」に近い、堅実な作品だといえるでしょう。

――というわけで、5回にわたって「アドベンチャーブックス」シリーズを紹介してみました。
ゲーム性よりはシナリオの分岐を楽しむ、電車でも気軽に楽しめるゲームブックですね。
(アタリハズレも大きいですが)
ブーム当時なら、ゲーム性のないゲームブックに否定的でしたが、いまなら、分岐が面白い物語なら、それはそれでアリですね。
(万人には勧めませんし、これによって自分のベストテンが変わるわけではないけど)
ゲームブックといえども、出会いにはタイミングも必要なのだと、再認識させられました。
posted by ドロシー! at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月25日

「山のサバイバル」

「山のサバイバル」は、「アドベンチャーブックス」シリーズの記念すべき第1弾。
親友と山で遭難し、無事脱出することを目標とした、ゲーム性の高いゲームブックです。

題材が題材なため、間違えた選択をすると、すぐにゲームオーバーになります。
ただし、運任せな選択肢はほとんどなく、知識を駆使すればほとんどの危険は回避できるので、ゲームとして成立しています。
(巻末にある用語集も、それなりにヒントが隠されています)

ただ、西東社の「サバイバル・ゲーム」とくらべると、読者にサバイバル技術を啓蒙する部分は少なめです。
(せいぜい、谷のどこを歩くといいか、とか、熊に出会ったとき、どうするか、くらい)

逆に、突拍子もない展開がかなり楽しい。
ぶっちゃけ、熊やピューマに出会うことはかなりふつうのイベントで、救出してくれたヘリが墜落したり、たまたま見つけた小屋でなぜか縛られたりと、山に遭難するよりもレアケースなイベントを楽しむのがこのゲームブックの魅力。
墜落するヘリからなにを持ち出すか、とか、小屋で犯人にどう立ち回ればなだめられるかなんて、山のサバイバルではまったく役立ちません。(笑)

そういう意味では、実用性はかなり低いですが、ゲームとして、そして物語の意外性が楽しく、シリーズの第1弾に持ってくるには格好のタイトルだと思います。
「ドラキュラ特急」「殺人犯はだれだ」と、不作が続いたので、これは面白かったですね。
posted by ドロシー! at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月24日

「殺人犯はだれだ」

殺人犯はだれだ」は、「アドベンチャーブックス」シリーズの第3弾。
主人公が探偵になって殺人犯を探すミステリーゲームブックです。
(あれ、なんでこのゲームブック、2冊もあるんだろう……?)

ミステリーもののゲームブックは意外と多く、二見の「ホームズ」シリーズや、講談社の「ツァラトゥストラの翼」、JICCの「13人の名探偵」、ファミコンのゲームブック化では「ポートピア連続殺人事件」や「ミシシッピー殺人事件」、「ファミコン探偵倶楽部」や「さんまの名探偵」、「神宮寺三郎」など数知れず、「殺人」「事件」「犯人」がタイトルに含まれるゲームブックって意外と多いんですよね。

この作品の面白いところは、ライバルの女性探偵がいて、先に犯人を見つけられると、ゲームオーバーという表記はないものの、主人公が悔しがって終わるところでしょうか。
しかし、納得いかないのは、ライバルと共同戦線を張り、犯人である、容疑者の1人を見張らせると、彼女が犯人だと気づいてしまい、手柄が横取りさせられること。
一番あやしい人を見張らせたのに、なにそのトラップ、みたいな。
(ちなみに、だれを見張らせるかは、このシリーズで唯一かもしれない、フラグ管理が必要な箇所です)

また、事件を解決したと確信したパラグラフの先が、警部に電話をしたところで終わり、犯人が誰かを語らないのも粋です。
結局、ほかの結末では、犯人はだれという選択肢もなくしっかり犯人を告発してしまっているので、台無しなんですけどね。

ミステリーとしてトリックは成立しているのですが、事情聴衆が1人しかできないので、供述の矛盾点が気づきにくい、犯人やライバル探偵、そして、無能な警部がでしゃばるので、推理する素材が集まる前に犯人が分かってしまう、と、ゲームとして成立していないのが残念です。
子どもに配慮したのかもしれませんが、結局、犯人が分かってしまう選択肢が多すぎるんですよね。
せめて、間違えた選択をしたときは、主人公が殺されてバッドエンドにでもしないと、推理の余地がなさすぎです。

登場人物のすべてのイラストが冴えていないのは、ある意味すごいです。
(主人公が七三分けで胴長って、どうよ)
83ページの、「ひゃほーい」と喜んでいる警部のイラストは微笑ましくて素敵。
ちなみに、106〜107ページの見開きのイラストには来ることがありません。
105ページのシーンのイラストなのでしょうが、105ページから119ページに進んでしまうので、ここには来ないんですよね。

とある人物が、選択によって設定が変わったりと、目新しい部分もあるだけに、根本的にゲームとして成立していないのがもったいない作品でした。
中途半端にゲームにするくらいなら、分岐小説に割り切って欲しかったですね。
posted by ドロシー! at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月23日

「ドラキュラ特急」

「ドラキュラ特急」は講談社の「アドベンチャーブックス」の第5弾のゲームブックです。
(「天才コンピュータAI32」は第9弾)

ドラキュラを退治するために、知り合いのおじさん夫婦と娘と一緒に、トランシルバニアに向かう少年の物語で、おじさんこそ、ドラキュラを長年追い続けている研究家ですが、少年自体には、ドラキュラとの因縁も特殊能力もありません。

ガッカリなのは、ドラキュラ退治に必要な宝石と絵画を、いきなり持っているところからはじまるところ。
せっかくドラキュラを退治する目的なら、倒すのに必要なアイテムを探させれば、そこにゲーム性も出たのに……と思うのはゲームブックのやりすぎでしょうか。

かといって、このシリーズの魅力である(?)展開の豊富さもあまりありません。
ドラキュラ退治が目的なので、どこで、だれと一緒にドラキュラと戦うかくらいしか展開の変化がないので、ぶっちゃけ、ほとんど同じ展開にしかなりません。
(PS1のアドベンチャーゲーム「リングオブサイアス」のようなシナリオ展開……といっても知ってる人はほとんどいないか)
(「サイアス」は、どの選択肢を選んでも、仇敵である魔女を倒す結末だけは変わらないので、選択肢を選ぶ魅力に欠ける、惜しい作品でした)

また、せっかく「特急」というタイトルがついているのに、列車内のパラグラフは半分ほどで、残りはドラキュラの城や塔で決着をつけてしまうので、列車ならではの魅力もあまりありませんでした。
(列車の上からドラキュラを追うシーンは好きなんですけど)
「天才コンピュータ」の前に遊んでいれば、ま、こんなもんかと割り切れたのですが、ちょっと消化不良な内容でした。
列車でドラキュラと戦うシチュエーションがもっと活かされていればよかったのですが……
posted by ドロシー! at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月22日

「天才コンピュータAI32」

最近、うっかり同じゲームブックを買って、ダブってしまうケースが増えてきたので、所持ゲームブックリストと、クリア履歴を作成しました。
(アマゾンで買った直後に、ヤフオクで同じ本を、より高い値段で落札してたときはさすがに呆れました)
リストを見て途方にくれたのが、未プレイゲームブックの山、山、山。
これはマズイということで、軽めのゲームブックをピックアップして、電車で遊ぶことにしました。

選んだタイトルは講談社の「アドベンチャーブックス」シリーズ。
(これなら、フラグチェックもなく、ページ数も120前後と軽いので)
これは、選択肢による物語の展開を楽しむ、分岐小説としての色合いが強いシリーズです。

「天才コンピュータAI32」は、タイトルから内容がまったく想像つかなかったので購入。
主人公である少年が、プログラムコンテストで優勝して手に入れた人工知能コンピュータとさまざまな冒険をする物語です。

コンピュータを悪用するギャングや博士に追われることもあれば、ラスコーの洞窟の壁画を解読したり、宇宙船に乗ってコンピュータの世界に行ったり、アフリカのとある国に金儲けに行ったらクーデターに巻き込まれたりと、予測不能なさまざまな展開が待っています。
(それにしても、ソ連の大統領に恨みでもあるのか、この作者は)

ゲーム性は0なので、ブーム当時の自分ならつまらないゲームブックと判断したでしょうが、分岐小説と割り切って読めば、展開の豊富さに驚かされます。
期待していなかっただけに、収穫の大きかった作品でした。
posted by ドロシー! at 22:14| Comment(4) | TrackBack(1) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月26日

「DS電撃文庫ADV バッカーノ!」

28日にDSで発売される「DS電撃文庫ADV バッカーノ!」の特典にゲームブックがつくようです。

http://www.mediaworks.co.jp/contents/baccano/index.php

(そういえば、「かまいたちの夜×3」も、ベストが出るのが分かっているのに特典ゲームブック目当てで購入しちゃいました)

「バッカーノ」自体は、アニメにもなったライトノベルのようで、電車を舞台にした「グランドホテル」方式の作品です。
しかも、ただ、DSにコンバートしただけではなく、選択肢や、そこにいる人たちのからみが変化するようで、傑作サウンドノベル「街」を髣髴とさせるのが憎い。
(電車が舞台という意味では、井上夢人の「99人の最終電車」のほうが近いのかもしれませんね)

「99人の最終電車」
http://www.shinchosha.co.jp/99/

そんなわけで、急に購入フラグが立ってしまいました。
今月は「賢くなるパズル」といい、予定にないゲームが欲しくなる、困った月です。

posted by ドロシー! at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月12日

「魔宮の勇者たち」クリア

創土社から復刊した、ゲームブック「ドルアーガの塔」3部作第2巻「魔宮の勇者たち」をクリアしました。
今回は、500という限られたパラグラフの中で、いかにサプライズを盛り込み、バランスを調整するかにこだわりを感じた作りになっています。


ネタバレを読む
posted by ドロシー! at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月25日

「魔宮の勇者たち」復刊

ゲームブック「ドルアーガの塔」3部作第2巻の「魔宮の勇者たち」が売っていたのでアキバで確保しました。
今回は1巻以上に、明らかに違う場所があるようです。
(そして、第3巻はさらなる加筆が!)
さっそく遊んでみたいと思います。

また、今回のフローチャートは、一旦、創土社版をアップした後に、東京創元社版との比較を含めたものを再アップしようと考えています。
いや、単に創元社版が見つからないだけなのですが……
posted by ドロシー! at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

ゲームブック・オールタイムベストテン

ブログ「アリオッチ!アリオッチ!アリオッチ!」さんが、「ゲームブック・オールタイムベストテン」なる企画を開催しています。

http://d.hatena.ne.jp/nacht_musik/
http://d.hatena.ne.jp/nacht_musik/20080101#p1

というわけで、ぼくの好きなゲームブックを10作、どうぞ。

◆10位
「死神くんは恋のジャマ」
ブーム当時になぜか購入していた、女の子向けのペパーミントゲームブック。
死神に狙われた片思いの彼を助けるという目的、実は死神ともラブラブになれる、など、色々と衝撃を受けました。
ここまで印象深いのに、このシリーズの他のタイトルをまったく買わなかったのは、我ながら謎。

◆9位
「紅蓮の騎士」
東京創元社のゲームブックコンテスト受賞作。
はじめにどの能力を得るかで4通り(以上)の遊び方ができるのが秀逸。
なにより、趣向を凝らしたダンジョンが多く、プレイヤーの体を酷使したあのダンジョンは、いまでも覚えています。
(しかも、立体交差までしている鬼ダンジョンなのに、ちゃんと救済措置があるのがいい)

◆8位
「ウィザードリィ 魔術師ワードナの野望」
ゲーム的には、はじめにパーティの職業が選べ、パーティを作る楽しさはあるものの、特定の職業やアライメントが有利すぎたり、ダンジョン自体は、一見、双方向なのに、微妙に一方通行でストレスがあるなど、不満もあります。
しかし、それを差し引いても、ラスボスであるワードナが意外なところに隠れており、そのおかげでパーティが壊滅寸前の状態でラストバトルに突入するという熱い展開が燃える。
ゲーム性よりは、シナリオの意外性と、原作ゲームのアレンジの仕方に驚いた作品。
ファミコンゲームブックの料理方法の一案を垣間見ました。

◆7位
「ドラゴンスレイヤー」
前半のダンジョンまで進む野外パートと、後半のダンジョン探索の2部構成のゲームブック。
ページを折ることで、筆記用具を使わなくてもチェックができるシステムも独特ですが、ぶっちゃけこれはどうでもよく、モンスターに逐一イラストがあるといった、テレビゲームを意識したグラフィック性と、前半で手に入れた魔法が、後半のダンジョンで役に立つというような戦略性が印象的。
ただ、バグがあったのが残念なところ。

◆6位
「魔城の迷宮」
唯一無二のグラフィカルダンジョンゲームブック。
城塞都市をプレイヤー視点で描ききった怪作。
地形の面白さ、世界観の魅力があれば、敵などいなくてもゲームとして成立することを証明してくれました。

◆5位
「ディープダンジョン3 魔宮への招待」
双葉社のゲームブックはつまらないというぼくの固定概念を打ち砕いた作品。
マッピングできればそれだけで楽しかった時期に、単純にマッピングが重要なゲームブックだから買ったのですが、大当たり。
ダンジョン全体を使った大掛かりな仕掛けが魅力的です。
マルチエンディングだったのですが、エンディングよりもクリアまでの展開が変わって欲しかった、というのはちょっと欲張りか。

◆4位
「悪夢の妖怪村」
サイコロがなくても、たった300パラグラフでも、一筋縄ではいかない良作ができることを証明した作品。
正解ルートは、ほぼ1つしかないほどシビアなのに、ブレナン調を彷彿させるウィットさで、死んでも笑って許せてしまうのはさすがです。
悪夢シリーズとして、「悪夢のマンダラ境」や「悪夢の幽霊都市」もありますが、意地悪ではないゲーム性や、キャラクターの魅力を考えると、1番バランスがいいのは「妖怪村」ですね。

◆3位
「モンスター誕生」
初心者お断りの、ゲームブック集大成。
ゲームブックのさまざまな要素やアンチテーゼ(選択肢が自由に選べない!)が詰まっています。
正解ルートが1つしかなく、1度入ると絶対にゲームオーバーになる村があるなど、意地悪な面もあるのに、そんなことは気にならない、計算されつくした隠しパラグラフやストーリーが魅力。
ランクインはしてませんが、「FF」シリーズは他に、「盗賊都市」や「死のワナの地下迷宮」、「地獄の館」が特に好きですね。

◆2位
「展覧会の絵」
ムソルグスキーの名曲「展覧会の絵」を題材にした、10枚の絵(世界)を冒険する連作ゲームブック。
絵の内容でがらりと変わる雰囲気や、剣ではなく、琴を奏でて物事を解決するのがいい。
特にエンディングは心に染み渡ります。
ダイス運で難易度が激変するのが唯一の難点でしょうか。

◆1位
「悪魔に魅せられし者」
「ドルアーガの塔」3部作の記念すべき第1弾。
この作品でマッピングの楽しさを知り、ぼくの中で、ゲームブックが流行から趣味に変わりました。
(はじめは原稿用紙でマッピングしていたのも、いい思い出)
ゲーム性の高さはもちろん、塔の住人や主人公の意外な性格など、ストーリー性も高いのがポイント。
完成度としては最終作である「魔界の滅亡」のほうが高いのですが、ほどよい難易度とファーストインパクトの強さで、1巻を推しておきます。

◆次点
「ティーンズパンタクル」
「パンタクル」の魔法システムの完成度もすごいのですが、ゲームブック当時、どんどん難易度が高くなっていく業界に警鐘を鳴らした画期的な作品。
システムは比較的単純になのに、日にちの管理など、決して単調にならないのはお見事。
ゲームなんて面白きゃ、なんでもいいんです。

「ゼルダの伝説 蜃気楼城の戦い」
FC版「ゼルダ」の後日談を描いた作品。
リンクとゼルダが宝石に閉じ込められ、昼と夜で行動できるキャラが違うのがミソ。
いつも一緒にいるのに会えない設定に惚れました。
ぶっちゃけ、「ゼルダ」である必要はなかったのかも。

「グラディウス 未知との戦い」
SF小説顔負けの重厚な設定が魅力。
「グラディウス」伝統のオプションなど、いろいろなものにSF的な設定がなされています。
ヒロインがツンデレなところはテストに出るので覚えておくように。
双葉社の初期作品は、意外と名作が多いです。
どれを持って行くか選ばせておきながら、まったく使用タイミングのないアイテムがあったり、曖昧なアイテム名があるのが泣き所。
勁文社から出た続編的作品である「サラマンダ」(なぜかカタカナ表記)も、けっこう楽しい。

「ウルフヘッドの逆襲」
「ネバーランド」シリーズの欠点である、ダンジョンが迷路だけで薄いという部分を徹底的に改善したゲームブック。
ラストダンジョンだけで500パラグラフを使っているので、濃厚な仕掛けを堪能できます。
欲をいえば、仲間がおおいゲームブックなので、仲間の有無で展開が変化する場面がもっと多いとよかったかも。
(仲間がいると、逆に足を引っ張る場面とか)

「ディープダンジョン ルウの遺産」
双方向ダンジョンのゲームブック。
町とダンジョンを行き来するだけで、仲間もいない地味なゲームながら、少しずつ奥まで進んで強くなっていく、RPG的な再現度がすごい。
普通に遊んでいては絶対にたどり着けない、隠しパラグラフに、過去の物語が描かれているのも特徴です。
同じく勁文社から出ている「ディープダンジョン3」もあるのですが、こちらは、パーティプレイになったのが悪いのか、ちょっとダンジョンの仕掛けが弱くなってしまっています。
(あと、ヒロインのイラストがアメコミ調でトラウマ)
(それでも面白かったですが)

……こうしてみるとダンジョン要素の強い作品が多いですね。
「悪魔に魅せられし者」からどっぷり浸かっただけに、ダンジョンは大好きです。
(仕事でも、ダンジョンの仕掛けを考えるときが1番楽しいですし)
そう考えてみると、その中でもダンジョン要素がない(薄い)「死神くん」や「妖怪村」、「展覧会の絵」は、それだけのインパクトがあったのでしょう。
面白かったゲームブックをピックアップしたら、実に35タイトルもありまして、そこから10に絞るのは、かなりしんどかったです。
(下位の作品は気分で順位が変わります)
その分、自分の嗜好が改めてはっきりしたのが面白かったですね。
今回、このような企画を提案した「アリオッチ!アリオッチ!アリオッチ!」のnacht_musikさんに感謝いたします。
大変だと思いますが、集計、頑張ってください。
posted by ドロシー! at 01:28| Comment(2) | TrackBack(1) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月10日

「魔宮の勇者たち」発売間近

創土社の剣社通信が9ヶ月ぶりに更新されました。

http://www.soudosha.com/kentu-/kinkyo-.htm

創土社ゲームノベルを応援してくださっているファンのみなさん、あけましておめでとうございます。直前の告知となりましたが、『魔宮の勇者たち』の入稿が完了しました。

第1巻から約1年。お待たせして本当に申し訳ありませんでした。第3巻はもっと早く出せるように精一杯頑張りますので、本年もよろしくお願いもうしあげます。

発売は今月末になります。お財布から、1260円を減らし、本を入手してください。もし、すでに1260円残っていない場合は七六五へ進んで、呪文を選びなおしてください。
ついに、ゲームブック版「ドルアーガの塔」第2巻が登場するようです。
今回は「宮」の文字が違う色になってますね。
前回は、「悪魔に魅せられし者」の「魔」の文字が赤かったので、もしかしたら、2文字目を違う色にするというルールなのかもしれません。
「魔宮の勇者たち」はメスロンが初登場した記念すべき巻で、印象は深いものの、反面、ダンジョン要素が弱く、半強制的に上の階に進まされるところが多いのが不満ではありました。
ただ、同じ500パラグラフ、20階のダンジョンなのに、ここまで構成が変えられると教えられた作品でもあります。
そろそろ、フローチャート用に白地図を用意しておかないと。
posted by ドロシー! at 00:24| Comment(0) | TrackBack(1) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

2007年のゲームブックと今度の展開

2007年は、創土社から1冊のゲームブックも登場しない年になりました。
(「悪魔に魅せられし者」は、2006年刊行なので)
「T&T」のシロシナリオも、「傭兵剣士」以降、音沙汰がありませんので、ゲームブックが出るならここから、という出版社からは、どこからも新刊が出なかったことになります。

相変わらずなのはホビージャパンの「クイーンズブレイド」で、こちらは定期的に4冊の新刊がリリースされ、ケータイアプリで「クイーンズブレイドi」もスタート。
ついには「クイーンズゲイト」なる別シリーズまで登場するほどに勢力を広めています。

そんな中、こっそり登場したのは、「峰深き瀬にたゆたう唄」
これは同名の18禁ゲームをノベライズ、ゲームブック化したもの。
ただ、せっかくアイテム合成システムがあるのに、素材の出現数の関係で、最大2つまでしか合成できなかったり、重みのある選択肢がほとんどなかったり、固有名詞に頼りすぎて描写が薄いなどの問題もあり、次に続くシリーズかといわれると、ちょっと難しいですね。

ミステリ畑からは、清涼院流水の作家10周年記念作である「LOVE LOGIC〜蜜と罰〜」が登場しました。

http://www.kadokawa.co.jp/ryusuilove/logic.html

これは誰がカップルかを探し当てるゲームブックですが、読みにくいハードカバーなので、文庫待ち。

「季刊R・P・G」の2〜4号には、「はみだしクエスト」なる、本の欄外を使ったゲームブックが連載を開始。
本という体裁を使ったブックならではのゲームブックで、「季刊R・P・G」自体が休刊になったのが悔やまれます。

分岐小説というジャンルでは、「淫虐の黒騎士ローザ」やPS3「忌火起草」の攻略本が刊行されました。
(ただ、「忌火起草」は、分岐にしたら5パラグラフしかなく、あくまでも形態が珍しい攻略本でしかありません)

こう見てみると、2007年は意欲的な新興勢力が台頭し、そして、自然消滅していった年であるように思えます。
また、2007年を語る上で外せないのは、同人ゲームブックでしょう。
まるで示し合わせたかのように色々なサークルから色々なジャンルの同人ゲームブックが登場しました。
この動きのおかげで、創土社からは1冊のゲームブックも登場しませんでしたが、飢餓感はなかったですね。

2008年は、まず、創土社から数冊のゲームブックが刊行されると思われます。
「ドルアーガの塔」はアニメ化もすることですし、うまいタイミングで刊行して欲しいですね。
また、翻訳権が切れてしまうタイトルもあるため、ぜひとも1冊でも多くの出して欲しいところ。

また、手前味噌になりますが、デジタルゲームブックも着々と進行しており、iモード版は2008年2月の配信を目指しています。
2007年は、商業的ゲームブックにとって静の年でしたが、2008年は媒体問わず、激動の年を迎えるのではないでしょうか。
ぼく自身、襟を正して頑張らせていただきますので、今年もよろしくお願いします。

posted by ドロシー! at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月25日

ご挨拶

こんばんは。当ブログ「パラグラフの狭間で」の管理人をしているドロシー!と申します。
すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、本日25日に発売された「季刊R・P・G」第3号で、私が、株式会社デジタル・メディア・ラボに所属していることが記されています。

「季刊R・P・G」ホームページ
http://www.kokusaig.co.jp/RPG/

私はゲームブックから多大な影響を受けてゲーム業界を目指し、現在は、ゲーム開発の企画のパートを担当しております。
弊社では、ゲームブックを携帯アプリで配信する「デジタルゲームブック」の企画を進めており、私は、社内部署の違いもあることから、現在はゲームブックに詳しいHUGO HALLさんともども、アドバイザーとして携わっています。
(HUGO HALLさんは、「グレイルクエスト」(旧題「ドラゴンファンタジー」)シリーズの独特な挿絵を描いている方で、イラストはおろか、ゲームデザインまでできてしまう鬼才な方です)
将来的には、HUGO HALLさんも私も、オリジナルのゲームブックを「デジタルゲームブック」の場で発表していきたいと考えております。

元々、弊社が「デジタルゲームブック」を開発していることを知らずに入社した身としましては、いまここで、私の原点でもあるゲームブックに関わっていることは、非常に驚きであると共に、誇りでもあります。
思い返してみれば、有限会社デジタルスタジオから発売されていた「デジタルゲームブック」の、「火吹山の魔法使い」と「火吹山ふたたび」のグラフィックは、私が前に在籍していた会社が担当していたのです。
そのときは、グラフィッカーではない私は関わってはいないのですが、今思えば、そのころからゲームブックとの縁があったことを運命的に感じています。
(当ブログで「デジタルゲームブック終了?」の記事を書いた時点では、前の会社を辞めることなど、考えてもいませんでした)
これからは、一ゲーム制作者として、一ゲームブックファンとして、恥じることのない作品を提供していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

当ブログ「パラグラフの狭間で」で、「デジタルゲームブック」に関する質問、要望などにお答えしようとも思いましたが、私的なブログでありますし、公式的な見解の場としては不適切ではないかと考え直しました。
申し訳ありませんが、質問要望などは、今後公開される公式ホームページの方に直接ご連絡ください。

最後になりましたが、これからも、当ブログをご愛顧していただけるよう、公私ともども精進してまいりますので、「デジタルゲームブック」と、それに制作に深い部分まで携わっているHUGO HALLさん、ついでに、「パラグラフの狭間で」を、なにとぞ、よろしくお願いします。
posted by ドロシー! at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月24日

「四人のキング」最終盤面

「ゲームブックなチャット」さんで遊んだゲームブック「四人のキング」の盤面です。(エクセルファイルです)

「四人のキング.xls」

ぼくは、「ツールバー」の「図形描画」にある、「図形の調整」の「位置あわせ」で「グリット」をONし、4つのテキストボックス(コマ)を操作しやすいようにして遊んでいました。



更新履歴
07年7月24日
「070721」のシートの、誤植、見づらいテキストボックスがあったのを修正。
「乱数」のシートを追加。(ホントは「RANDBETWEEN」で動かしたかったのですが)
posted by ドロシー! at 03:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする